完全ワイヤレスイヤホンの象徴とも言える「AirPods Pro(第1世代)」ですが、最近店頭で見かけなくなったと感じている方は多いのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、AirPods Pro第1世代はApple公式サイトや正規販売店での新品販売が終了しています。

2019年に発売され、その圧倒的なノイズキャンセリング性能で世界中を驚かせた名機ですが、2022年9月の「第2世代」登場に伴い、公式のラインナップからは姿を消しました。

しかし、新品が手に入りにくい一方で、中古市場や特定のECサイトでは今なお活発に取引されています。

「あのサイズ感が自分には一番合っている」「できるだけ安くプロモデルを手に入れたい」という根強いファンも多いはずです。

本記事では、最新の調査データをもとに、今どこで第1世代が手に入るのか、購入時に絶対に気をつけるべきリスクとは何かを詳しく解説します。

筆者
筆者
私も初めて第1世代のノイキャンを体験した時の衝撃は忘れられません。今あえて第1世代を選ぶなら、賢い探し方が必要ですよ!

なぜ「売ってない」と言われるのか?その理由

街中の家電量販店を回っても在庫が見つからないのには、明確な理由があります。

  • Appleが第2世代の発売と同時に旧モデルを整理し、生産を終了したため
  • 家電量販店の店頭在庫(デッドストック)がほぼ枯渇しているため
  • 修理用部品の供給やサポート体制を新モデルに集中させるメーカー戦略のため

Appleは新製品が出ると旧製品を段階的に廃止するサイクルを徹底しており、AirPods Proに関しても例外ではありませんでした。

そのため、現在「新品」として売られているものは、奇跡的に残っていた在庫品である可能性が極めて高いのです。

AirPods Pro第1世代の販売店を調査!今でも買える場所は?

「新品にはこだわらないから第1世代が欲しい」という方にとって、まだ購入のチャンスはあります。

現在の主な入手ルートを整理しました。

中古ショップ(ゲオ・ソフマップ・じゃんぱら等)

最も現実的で安心感があるのは、実店舗を持つ大手中古販売店を利用することです。

ゲオオンラインストアやソフマップ、じゃんぱら等では、動作確認済みの中古品が8,000円〜12,000円前後の価格帯で流通しています。

これらの店舗を利用する最大のメリットは、数週間から数ヶ月の「店舗独自の動作保証」が付くことです。

個人間取引とは異なり、プロが検品・クリーニングを行っているため、偽物を掴まされるリスクを大幅に抑えることができます。

筆者
筆者
中古品に抵抗がある方も、店舗保証があるだけでハードルが下がりますよね。特にじゃんぱらは在庫が豊富で探しやすいですよ。

大手ECサイト(Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング)

Amazonや楽天などのネット通販でも、第1世代を探すことが可能です。

特に「Amazon整備済み品(Amazon Renewed)」は、厳しい検査を通過した中古品が販売されており、一定の安心感があります。

楽天市場では「新品未使用品」と称されたものが左右バラ売りで出品されていることもありますが、セットで揃えると第2世代の価格に近づくこともあるため注意が必要です。

また、これらECサイトには「並行輸入品」も混じっていますが、日本国内のメーカー保証が受けられないリスクがあることを念頭に置いておきましょう。

フリマアプリ(メルカリ・ヤフオク等)

安さを最優先するならメルカリ等の個人間取引も選択肢に入ります。

5,000円前後の掘り出し物が見つかることもありますが、ここは最も注意が必要な場所でもあります。

後述する「偽物」や「バッテリーの著しい劣化」といったトラブルが報告されており、自己責任での判断が求められます。

購入前に知っておきたい!第1世代特有の深刻なリスク

第1世代を安く手に入れられるのは魅力的ですが、安さの裏には相応のリスクが潜んでいます。

特にお金に関わる重要なポイントですので、しっかりと確認してください。

特定の製造期間における「異音問題」とリコール期限

AirPods Pro第1世代には、特定の製造期間(2020年10月以前)の製品で、パチパチ、バリバリといった異音が発生する既知の不具合がありました。

Appleはこれに対し「音の問題に対する修理サービスプログラム」を実施していましたが、多くの個体が購入から3年の期限を過ぎており、現在は無償修理が受けられないケースがほとんどです。

中古で安く買ったとしても、すぐに「パチパチ音」に悩まされる可能性は否定できません。

筆者
筆者
せっかく買ったのに異音がしたら悲しいですよね。中古品を探すなら、2021年以降に製造された「MagSafe充電ケース対応モデル」の方が不具合のリスクは低いと言われています。

バッテリーの劣化と高額な修理費用

発売から5年以上が経過している第1世代は、内蔵バッテリーが寿命に近づいている個体が非常に多いです。

「フル充電しても2時間しか持たない」といったケースもデフォルトと考えておくべきでしょう。

また、AirPodsの修理は「ユニット交換」方式であり、バッテリー交換を依頼すると片耳だけで約7,800円〜9,000円程度の費用がかかります。

左右両方の電池を刷新しようとすると、修理代だけで15,000円以上かかることになり、中古の本体価格を上回ってしまうという矛盾が生じます。

巧妙な「偽物(スーパーコピー)」の横行

AirPods Proは世界的に人気が高いため、見た目がそっくりな偽物が大量に流通しています。

最近の偽物はiPhoneに繋いだ瞬間に本物のようなアニメーションが表示されたり、ノイズキャンセリングのメニューが出たりと非常に巧妙です。

しかし、中身のチップや音質、マイクの性能は粗悪そのものです。

購入前にシリアル番号をApple公式ページでチェックするのは必須ですが、本物のシリアル番号を盗用した偽物も存在するため、あまりにも安すぎる商品は避けるのが賢明です。

今あえて第1世代を買うメリットはあるのか?

リスクを承知の上で、それでも第1世代を選ぶメリットはあるのでしょうか。

圧倒的なコストパフォーマンス

最大のメリットは、やはり価格です。

最新の第2世代が約4万円するのに対し、第1世代の中古良品であれば1万円台前半で手に入ります。

「ノイズキャンセリングをまずは試してみたい」という初心者の方や、予備機として持っておきたい方にとっては、この価格差は大きな魅力です。

自分に馴染んだ「装着感」と「音質」

第2世代と第1世代は形状が非常に似ていますが、イヤーチップのフィット感や音の傾向に微妙な違いを感じるユーザーもいます。

第1世代の音質を「温かみがある」「聴き疲れしにくい」と評価し、あえてこちらを使い続けるオーディオファンも一定数存在します。

筆者
筆者
新しいものが必ずしも自分にとっての正解とは限りません。第1世代の完成度は今でも十分に高いですよ。

最新モデル「第2世代」や「AirPods 4」との比較

第1世代を探しているなら、少しだけ予算を足して最新モデルを検討する価値も十分にあります。

  • 第2世代: H2チップ搭載で、ノイズキャンセリング性能が第1世代の最大2倍に進化。音量調整もステムのスワイプで可能です。
  • AirPods 4(ANC版): 最新のオープン型ですがノイズキャンセリングを搭載。耳を密閉しない快適さと最新機能を両立しています。
  • 充電規格: 第1世代はLightningですが、最新モデルはUSB-Cに対応。iPhone 15以降をお使いならケーブルを統一できます。

特にノイズキャンセリングの「静寂の深さ」を求めるなら、第2世代の進化は劇的であり、買い換える価値が非常に高いと言えます。

また、第2世代のケースにはスピーカーが内蔵されており、「探す」アプリで音を鳴らして見つけやすくなっているのも地味に便利なポイントです。

まとめ:AirPods Pro第1世代を賢く手に入れるために

調査の結果、AirPods Pro第1世代は公式サイト等での新品販売は終了しており、現在は中古ショップやECサイトの整備品を狙うのが最も現実的な手段であることが分かりました。

最後に、購入を検討している方へ向けてのチェックリストです。

  • 実店舗があり、動作保証が付いている中古ショップを選ぶ
  • あまりにも安すぎる(数千円程度)個人出品は、偽物やジャンク品を疑う
  • バッテリーの消耗はある程度覚悟し、短時間の利用がメインと割り切る
  • 「パチパチ音」の不具合個体に当たらないよう、製造年を確認する

AirPods Pro第1世代は、今でも十分に現役で通用する素晴らしいイヤホンです。

しかし、中古品の購入は一種の「賭け」に近い側面があることも否定できません。

もし長く安心して使いたいのであれば、Appleの公式保証がつく最新の第2世代やAirPods 4も視野に入れ、自分のライフスタイルに最適な一台を見つけてくださいね。

筆者
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